2024年12月12日

物流豆知識

車上渡しとは?

車上渡しについて

車上渡しとは、商品や荷物の納品方法のひとつです。
荷物を輸送したドライバーは、荷受人に荷物を渡しますが、その渡し方(納品方法)にはいくつかの種類があり、それぞれのルールが定められています。
今回は、トラック(車)の荷台(上で)、商品や荷物を納品する(渡す)方法である「車上渡し」についてご説明します。

車上渡しとは、字のごとく、トラック(車)の荷台(上で)、商品や荷物を納品する(渡す)方法です。

荷受人は、トラックの荷台で商品や荷物を受け取り、その後の荷下ろしは受け取った荷受人が行うことになります。

責任の範囲

車上渡しでのドライバーの責任範囲は、商品や荷物を目的地まで輸送し、 トラックの荷台でお客様に荷物をお渡しするところまでになります。荷物をお渡しした後は、お客様の責任となり、 荷下ろしや屋内への横持ち等はお客様の負担で行うことになります。

車上渡しのメリット

  • 搬出・荷下ろしの費用が削減できる:荷受け人が自ら荷台から荷物を下ろすため、荷下ろし作業の人件費がかからず、配送コストの削減につながります。

車上渡しのデメリット

  • 荷受け人が荷下ろしを行う必要がある:荷受け人が自ら荷台から荷物を下ろす必要があるため、人手が必要となります。

他の納品方法との違い

納品方法には、車上渡しの他に「軒下渡し(軒先渡し)」「置場渡し」などがあります。

軒下渡しとは?

ドライバーが荷受人の玄関や搬入口まで持っていき、そこで納品する方法です。

置場渡しとは?

ドライバーが荷受人の指定した場所まで持っていく方法で、玄関や搬入口より先の敷地内まで運ぶこともあります。

車上渡しの荷下ろしは荷受人が行う一方で、軒下渡し、置場渡しの荷下ろしはドライバーで行います。 ドライバーの負担が少ない車上渡しとは反対に、置場渡しは玄関や搬入口よりも先まで運ぶ必要があるため、配送費用も高くなります。

まとめ

車上渡しのメリットは、輸送費のみ負担の為、荷卸し作業にかかる費用を抑えられることです。ただし、ドライバーは配送のみを行うため、必ず荷受人が必要となります。重量物の場合はフォークリフトが必要になる場合もあります。物量が多い場合は人員を確保して荷受けするように注意しましょう。

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